日本代表は10日に行われたキリンチャレンジカップでハイチ代表と3-3で引き分けた。代表初ゴールを挙げた杉本健勇が試合後に心境を語った。
17分に代表初ゴールとなる追加点を挙げた杉本だが、試合後の表情は険しかった。
「前半チャンスが多かったですし、まだまだもっと決めれたかなと。反省する点の方が多い」と試合を振り返った杉本は、「2点、3点取れるチャンスはあった。でも1点しか決めれなかったので」とチャンスをモノにできなかった悔しさを語る。
6日のニュージーランド戦から先発9人を入れ替えて臨んだ今回のハイチ戦。杉本は「新しいメンバーでやりましたけど、もちろん合わない部分は試合の中で出てくるのはある。でもそうやって新しいメンバーが入ってこういう結果になった」とドローで終わった一戦を総括。
「全然満足することもないですし、点を取ってもチームの勝ちに繋がらなかったんで、意味ない」とキッパリ。「今のままじゃ、出るだけになってしまうと思うし、もっともっと自分のレベルを上げていかなければいけない」と危機感を募らせる。
10月の2連戦を終えてより一層サバイバルの様相を呈す日本代表。杉本は「みんな条件は一緒やし、チームでのプレーがここに呼ばれることに繋がると思うので、切り替えて、チームに帰ってしっかり頑張りたい」と11月の欧州遠征に向けて、セレッソ大阪での奮起を誓っていた。
