ベガルタ仙台は22日、今季クラブへ期限付き移籍しているMF中野嘉大が川崎フロンターレより完全移籍で加入することを発表した。
24歳の中野は2015年に筑波大学から川崎Fに加入。2シーズンでリーグ戦25試合に出場していたが、今季より仙台へ期限付き移籍していた。2017年は明治安田生命J1リーグで18試合に出場し、2得点を挙げたほか、初のベスト4入りを決めたJリーグYBCルヴァンカップで5試合・2得点の成績を残している。
中野は2シーズンを過ごした川崎Fを通じ「はじめに、優勝おめでとうございます。川崎フロンターレでプレーをした2年間は本当に貴重な経験でした。等々力でのサポーターの皆さんの、熱い応援は今でも忘れません」とコメント。
さらに「川崎の一員としてチームに貢献したかったですが、サッカー選手としてより成長するために、移籍を決意しました。今の自分があるのもプロに入って最初に所属したクラブが川崎だったからだと思っています。3年間ありがとうございました」と感謝の言葉を述べている。
一方、移籍先の仙台を通じては「このたび、プロサッカー選手として成長するチャンスだと感じ、ベガルタ仙台に完全移籍することを決断いたしました。自分が活躍することで勝利の可能性をさらに高めることができると思っています。必要としてくれたクラブ、サポーターのみなさんのためにもしっかりと責任を持ってプレーします。2018シーズンもよろしくお願いいたします」と抱負を語っている。
