ベガルタ仙台は9日、渡邉晋監督が今季限りで退任することを発表した。また10日は小林慶行ヘッドコーチも退任することが決定している。
現在46歳の渡邉監督は、2014年4月にトップチームヘッドコーチより昇格。昨季は天皇杯で初のファイナルに駒を進めた。就任6シーズン目となった今季の明治安田生命J1リーグでは2勝5分17敗の11位でフィニッシュ。J1残留を決めていたが、クラブと同監督が来シーズンに向けて協議を重ねた結果、退任することが決まった。
現役時代でも仙台でプレーした渡邉監督は「選手として加入してから19年、私にたくさんのチャンスと何にも代え難い貴重な経験を与えてくれたクラブに心から感謝しております。本当にありがとうございました。そしてベガルタサポーターの皆さん。多くの声援と笑顔、そして涙。それら全ては私の心の中で生き続けます。本当に、本当にありがとうございました。ベガルタ仙台の今後の発展を心から願っています」とコメントしている。
また、渡邉監督をコーチとして支え続けてきた小林慶行氏の退任も決まった。同氏は「ベガルタ仙台に関わるすべてのみなさま、今シーズンも応援ありがとうございました。このたび6シーズンお世話になったベガルタ仙台を離れることとなりました。2014年6月から渡邉監督の下、たくさんの選手、スタッフと共に働く機会を与えていただきありがとうございました。これからはベガルタ仙台の活躍を陰ながら応援させていただきます」と感謝の言葉を述べた。
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