バイエルン・ミュンヘンに所属する元ドイツ代表DFフィリップ・ラームは、ブンデスリーガ5連覇を喜んでいる。
バイエルンは29日、ブンデスリーガ第31節でヴォルフスブルクと対戦。敵地で6-0と大勝し、ブンデスリーガ5連覇を決めた。今シーズン限りで現役から退くラームは通算のリーグ優勝回数を「8」とし、獲得した累計のタイトル数は21となっている。ラームは残りわずかとなった現役キャリアを「練習から毎回楽しまないとね」と話し、以下のように続けた。
「最後の日でも僕は全力を注ぐ。家族や友人、多くの人々がスタジアムに来る予定だからね。色んな思い出がある。多くのタイトルを獲得してきたけど、初めてのリーグ優勝は忘れられないね。でも本当に特別なことはチームメイトや監督との協力だよ」
引退するシーズンにもかかわらず、一線級のプレーを披露し、バイエルンというビッグクラブで、レギュラーを守り続けたラーム。まだまだやれる力はあるだけに、引退を惜しむ声もあるが、本人の意思は固い。
「今がその時なんだ。正しい決断だと思っている」




