19日のリーガ・エスパニョーラ第20節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのグラナダ戦に1-0で勝利した。同クラブでの初陣を勝利で飾ったキケ・セティエン監督は、チームの出来を「良」であったとしている。
故ヨハン・クライフ氏信奉者であり、ポゼッションフットボールを愛するセティエン監督は、早速自身の標榜するパフォーマンスを披露した。バルセロナのこの試合のポゼッション率は82%で、パス数は1005本を記録。ポゼッション率では、2011年5月にジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたチームが記録した84%以降では最高のパーセンテージとなり、また921本を成功させたパス数はエルネスト・バルベルデ前監督の今季最高本数が788本を大きく上回った。
セティエン監督は試合後、憧れのクラブでの初陣を次のように振り返っている。
「思うに、今日の評点は『良』だ。おそらく、前半は決定力を欠いてしまったがね。グラナダは良い守備を見せていたし、簡単ではなかった。それに今日はありがたくない日で、風が強く、芝が乾いていて、パスのスピードが遅くなってしまった。まあ、私は満足しているよ。前半は1本のシュートしか許さず、後半もボールロストからポスト直撃のシュートを放たれたのみだった。私たちは多くの素晴らしいことを成し遂げた。少しずつ流動性を手にして、ゴール前でのプレーを改善できたらいいと思う」
「今日は様々な面で、私が好きなバルサが見られた。勝っている試合を失わないために規律、厳格さ、インテンシティーを90分間通して維持できるならば、多くの変更は必要ない。過去の試合と比べると、ボールロスト時の守備が良くなった。決定力の面で報いが少なかったが、私たちは多くの素晴らしいことを成し遂げていたよ」
セティエン監督はまた、この試合の決勝点を決めたFWリオネル・メッシ、パス回しの中心となったほかボール奪取でも存在感を見せたMFセルヒオ・ブスケツに触れている。
「メッシはこれまでずっと行ってきたことを、またもやってくれた。攻撃が行き詰まって、決定力やインスピレーションを欠いているときには、いつだって天才的なプレーが生じるものだ。メッシのゴールをお膳立てした、あのアルトゥーロ(・ビダル)のヒールもとても良かった。ああしたプレーは前半にも幾度もあったが、うまくいかなかった。しかしメッシにボールが届けば、ゴールとなる確率はとても高いんだ」
「セルヒオは理解力が素晴らしく、相手にボールを奪われたときに奪い返すためのポジションを読むことができる。私たちのプレーメカニズムは全員の良質なプレーを必要としている。今日はセルヒオはもちろんのこと、何度もボールを奪った選手たちがいた。またブスケツがグラナダ全体より多くのパスを出していたというのは、彼がポジショニングというものを素晴らしい形で理解しているということだ。もし、彼があのポジションで最高の選手でないならば、少なくとも最高の選手の一人だ」
バルセロナ指揮官がこの試合のパフォーマンスで強調するのは、ボールロスト時の対応だった。
「私たちが刻みたい印は、様々なプレーをうまく行うこと。4つか5つの重要なコンセプトがあり、それを試合を通じて維持しなければならない。思うに、今日の私たちはうまくやったよ。特にボールロスト時の対応だ。私たちはうまくやったと思う」
「試合はこれから分析することになるが、私はかなり満足している。私たちは相手の攻撃の展開を阻止できていたんだ。全体的に言って、私たちはゲームを完全にコントロールしていた。風が強く、芝も乾いていた嘆かわしい日であったにもかかわらずね」
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