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今季マラガで躍動するサンドロ...将来有望なカンテラーノを放出したバルサの失態

手塩にかけて育てたタレントが、他クラブで活躍している。バルセロナにとって、それは良い気分になるものではないかもしれない。

マラガFWサンドロ・ラミレスは、今季リーガエスパニョーラでセンセーショナルな活躍を披露している一人だ。バルセロナのカンテラ(下部組織出身)で育った彼は、昨年夏にフリーでマラガに加入した。

ヒネス・カルバハル代理人とサンドロは、2016年5月20日までクラブからの電話を待っていた。それがバルセロナとの契約満了を迎える日だったからだ。結局、期限までにクラブ幹部からの連絡はなく、カルバハル代理人は選手の意向を尊重しながら行き先を決めることとなった。

そんなサンドロに強い関心を示したのが、マラガだ。年俸が高かったとしても、移籍金のコストが低い選手。それをマラガは探していた。フリーで獲得できるサンドロに、多少高額な年俸を準備することをアンダルシアのクラブは厭わなかった。

サンドロは今季のリーガで14得点を挙げ、2試合を残す時点でサモラ賞(スペイン人得点王)を争っている。競争相手はレアル・マドリーFWアルバロ・モラタ、アスレティック・ビルバオFWアリツ・アドゥリス、セルタFWイアゴ・アスパスとそうそうたるメンバーだ。

実力を示したサンドロをめぐり、今夏争奪戦が繰り広げられることはほぼ間違いない。移籍金は600万ユーロ前後になるとみられ、この「お買い得品」にすでにアトレティコ・マドリー、セビージャらが目を付けているとされる。

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