今シーズンのブンデスリーガ得点王は、ドルトムントFWピエール=エメリク・オーバメヤンの元に輝いた。
ブンデスリーガ最終節を前に、得点王は2人の選手に絞られていた。一人は昨シーズンの得点王であるバイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レヴァンドフスキと、オーバメヤンだ。ここまで30ゴールを挙げて首位に立つ前者と、29ゴールで後を追っていた後者の一騎打ちで最終節を迎えた。
レヴァンドフスキは最終節でフライブルク相手にノーゴール。チームはホームで4-1と快勝を収めたものの、エースに得点は生まれなかった。一方のオーバメヤンはブレーメン戦でPKを含む2得点を挙げて、レヴァンドフスキを抜き去り、最終節で首位に浮上。自身初のブンデスリーガ得点王を獲得している。
なお、ドルトムントの選手が得点王を獲得するのは史上4人目。また、31得点を挙げたのはここ数シーズンでは最も多く、オーバメヤンより多くゴールを挙げて得点王を獲得したのは1976-77シーズンまで遡らなければならず、ディーター・ミュラーの34得点となっている。
