「今のミランに適切な選手」ネスタがイブラヒモヴィッチの古巣復帰実現に期待

元ミランのレジェンド、アレッサンドロ・ネスタがズラタン・イブラヒモヴィッチについて触れた。

セリエBのフロジノーネで指揮を執るアレッサンドロ・ネスタが5日、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、古巣のミランについて自身の見解を示した。

現役時代に2002年から10年間にわたってミランで活躍したネスタ。かつて同僚だったスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがLAギャラクシー退団に伴い、ミランへの移籍の可能性が浮上していることについて言及すると、スウェーデン人スターの古巣復帰を期待した。

「私はイブラが今のミランにとって適切な選手だと思っている。周囲の選手の負担を減らすことができるし、彼のような選手が必要ではないだろうか。強力な人物だしね」

続いてネスタは、将来、自身が古巣ミランの指揮を執る可能性について問われると、「私がミラン監督に？今はフロジノーネの指揮を執るという幸運に恵まれているというのに。あそこまでたどり着くにはかなりかかるだろう」とコメント。謙虚な姿勢を見せた。

5日に行われたコッパ・イタリア5回戦では、パルマと対戦し1-2で敗れたフロジノーネ。ネスタは、試合を振り返り、「試合には非常に満足している。かなりの選手を入れ替えたが、よくやってくれた。良いパフォーマンスだった。結果には少しだけ満足できないがね」と分析した。