湘南ベルマーレは26日、京都サンガF.C.からMF武田将平の完全移籍加入を発表した。
現在31歳の武田は流通経済大学付属柏高校から神奈川大学に進み、2016年にファジアーノ岡山の特別指定選手に。2017年から岡山に正式入団となり、ヴァンフォーレ甲府へのレンタルを挟み、2021年から京都へと活躍の場を移した。
京都では移籍1年目にチームのJ1リーグ昇格に貢献。今季はJ1リーグ15試合で1ゴールを決め、ルヴァンカップと天皇杯では計5試合に出場した。
新シーズンから湘南を率いる長澤徹監督とは岡山、そして京都でともにし、再会となる移籍に。湘南の公式サイトでは次のようにコメントしている。
「湘南ベルマーレの皆さんはじめまして、武田将平です。地元(伊勢原市)出身で、昔から応援してサッカー選手という夢を持つきっかけになったこのクラブに加入することができ嬉しく思います」
「クラブのために、そして自分自身がサッカーを楽しみ成長していけるように日々全力を尽くします。まずは特別な百年構想リーグ優勝しましょう! よろしくお願いします」
一方、京都では「湘南ベルマーレに移籍することになりました」と移籍を報告するとともに、感謝の気持ちを伝えた。
「怪我をして離脱する期間が長く、チームに迷惑をかけてなかなか力になれなかった事を本当に申し訳なく思っています」
「この5年間でコロナ禍での無観客試合やJ1昇格、残留争い、そして優勝争い。大きくなっていくクラブ、見に来てくれる人がどんどん増えて満員になっていくサンガスタジアムと共に色々な経験をして成長させてもらったことに感謝しています」
「チームは変わりますが、京都サンガF.C.が近い将来タイトルを取って常勝軍団になりアジア、そして世界に進出していくクラブになる事を願っています」
「いつかまた色々な思い出の詰まった大好きなサンガスタジアムで試合をすることが今の目標の1つです。また、みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。5年間本当にありがとうございました!」
