交代時ファン挑発のジャカにエメリが苦言「彼は間違っていた」VARの使用基準にも不満吐露

アーセナルのウナイ・エメリ監督は、グラニト・ジャカの振る舞いに苦言を呈した。

27日に行われたプレミアリーグ第10節でアーセナルはホームでクリスタル・パレスと対戦。10分までにソクラティス・パパスタソプーロスとダビド・ルイスのゴールで2点を先行したアーセナルだが、その後クリスタル・パレスに2ゴールを許して、2-2のドローで終わった。

しかし、この試合で一番注目を集めたのがジャカの交代時の振る舞いだ。アーセナルサポーターからのブーイングに対してチーム主将は耳に手を当てて挑発し、さらに“失せろ”と口を動かした場面がカメラに捉えられていた。

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これを受け、試合後にエメリ監督は、イギリス『BBC』で「彼は間違っていた。しかし、これは内部で話し合うべき事案だ。このことを大きくしたくはないが、あの振る舞いは本当に間違っていた」とスイス代表MFの非を認めた。

また、エメリ監督はPKの判定を下したビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）へも苦言。クリスタル・パレスの1点目となったPKは当初、ウィルフリード・ザハのダイブという判定だったが、レビューの結果判定は覆された。

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これについて同指揮官は「レフェリーとVARが理解できない。先週は我々にペナルティが与えられる場面でVARレビューを行わなかった。その前のボーンマス戦でも（二コラ）ペペのペナルティの場面がVARによって確認されなかった。理解できない」と不満をあらわにしている。