8月31日に行われたロシア・ワールドカップのアジア最終予選、日本vsオーストラリアで、ガンバ大阪の井手口陽介が豪快なミドルを決め、強烈なインパクトを残した。
同選手にはイングランド2部のリーズが獲得に乗り出していると伝えられており、冬の正式加入を前提に調整を進めているとされる。イギリスメディア『HITC』が報じたところによると、幹部としてリーズに加わっている元日本代表MF藤田俊哉の存在がカギになりそうだ。
報道では「リーズは現在、ガンバ大阪のMF井手口を獲得するための動きを見せている。実際に、藤田がディレクター職にいることで、リーズはアジアの宝石を見つけるうえで大きなアドバンテージを持つことになるかもしれない」と伝えている。
藤田と言えば、ジュビロ磐田で黄金期を築いた司令塔として知られ、日本代表としては24キャップを刻んでいる。2011年の現役引退後は指導者に転身し、2014年からはオランダのVVVフェンロのコーチに就任。昨シーズンはオランダ2部で優勝を経験し、今夏からイングランド2部リーズのアジアディベロップメント担当として、ディレクター職を務めている。
また、同メディアでは「すでに日本代表の主力選手の多くはヨーロッパでプレーしている。吉田麻也や岡崎慎司もイングランドでプレーしており、井手口が近い将来、ステップアップを求めてイギリスにやってくる可能性は十分にある」と伝え、井手口が今後注目銘柄になる見通しだと強調している。
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