乾貴士、世界を相手に戦うためには「一人ひとりの“プラスアルファ”が必要」

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©Makoto MIURA
日本代表の合宿は3日目に突入。乾貴士(エイバル/スペイン)が練習後にコメントを残した。

キリンチャレンジカップ2017に向けて愛知県内で合宿中の日本代表は3日、ニュージーランド戦の試合会場となる豊田スタジアムで練習を実施した。

今シーズン、FW乾貴士(エイバル/スペイン)はリーガ・エスパニョーラで開幕から7試合連続のスタメン出場を飾り、クラブでの地位を固めつつある。しかし、チームは2勝5敗の18位、自身もここまでノーゴールと苦しい状況が続いている。「チームとしても個人としても今は本当に結果が出ていないので、苦しい状況です。それはやっぱりつらいですし、何かを変えないといけない」と変化の必要性を語り、「その欠けている部分を自分が補えればいいかな」とチームの起爆剤になりたいという。

そんなエイバルではポジションをつかんだものの、日本代表での状況は少々異なる。2018FIFAワールドカップ ロシア大会に向け、代表でのポジション争いは激しさを増しており、乾もまだ絶対的な存在とは言えない。自らが指揮官に求められているゴールや裏に抜ける動きを意識しつつも、「落ちつかせるところは落ちつかせて、FWの選手の特徴を生かしたりとか、サイドバックの選手のいいところを出していく」ことがレギュラー獲得への近道だと考えている。

また、今回は本田圭佑(パチューカ/メキシコ)や岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)ら、ベテラン勢が招集見送りとなった。乾は「もちろん今までとは違います」と、ベテラン勢の存在感を認めつつも、「いつまでもそこに頼ってばかりじゃいけないと思うので、その意味でこの前のオーストラリア戦とかでそういう(ベテラン)選手じゃない選手が活躍したのはいいこと」と、オーストラリア戦で活躍した浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)や井手口陽介(ガンバ大阪)らの台頭を喜んだ。

約8カ月後に迫るW杯で結果を残すためには、「監督が求めていることをやりつつ、“プラスアルファ”で一人ひとりが何かやっていかないと世界とやる時に勝てない」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督が求める以上のものを出さなければいけないと語る。そして「一人ひとりがしっかり出していけるように、ここでチャレンジしないといけない」と今回のキリンチャレンジカップが単なるテストマッチではなく、チャレンジの場であると強調した。

ニュージーランド戦が行われる豊田スタジアムは、乾にとって2014年に日本代表初ゴールを決めたホンジュラス戦が行われた会場。「思い出っちゃ思い出ですけど、それ以前にいい雰囲気でやれるスタジアムなので、すごく好きなスタジアム」だと明かす。果たして、乾は再びお気に入りの豊田スタジアムでゴールネットを揺らすことができるのか。

日本代表は6日に豊田スタジアムでニュージーランド代表と、10日に日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。

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