2017-12-09-inui.(C)Getty Images

乾貴士、バスク・ダービーで先発...エイバルはビルバオと勝ち点1を分け合う/リーガ第21節

■リーガ第21節 ビルバオ 1-1 エイバル

ビルバオ:アドゥリス(51分)
エイバル:キケ(73分)

26日にリーガエスパニョーラ第21節が行われ、エイバルは敵地サン・マメスでアスレティック・ビルバオと対戦している。MF乾貴士はバスク・ダービーで先発フル出場している。

直近9試合で無敗を貫き、12位まで順位を上げてきたビルバオ。対してエイバルは前々節アトレティコ・マドリー戦(0-1)、前節マラガ戦(1-1)と2試合勝利から見放されている。

ビルバオのシガンダ監督は、マンチェスター・シティが契約解除金6500万ユーロ(約87億円)を準備して獲得に動いているラポルテをベンチ入りメンバーから外した。

メンディリバル監督はカパ、ダニ・ガルシア、ジョルダン、チャルレスら主力の複数選手をベンチスタートにする。普段出場機会の少ないルベン・ペーニャやエスカランテ、今冬の移籍市場で加入したディオプ、オレジャーナが先発に名を連ねた。

エイバルは2分、オレジャーナがGKイジェリンが前に出ているところを見逃さず、ロングシュートを打つ。ループ気味に狙ったが、バーの上に超えた。

一方のビルバオは10分に決定機を迎える。GKイジェリンのロングフィードに、アドゥリスが競り勝って後方に流す。ジュンカがヘディングでバックパスしたところをイニャキが突き、GKディミトロビッチと競る。ここは辛うじてエイバル守護神がセーブした。

4-2-3-1を敷くエイバル。乾はトップ下に入ったオレジャーナとポジションチェンジをしながら、攻撃に絡んでいく。23分には、乾のパスを受けたジュンカがクロス。イトゥラスペのクリアミスを誘い、そのボールがバーに直撃。

試合が動いたのは51分のことだった。イニャキが右サイドを突破し、ふわりとしたクロスを上げる。ファーサイドでアドゥリスがヘディングを叩き、ネットを揺らした。

先制したビルバオは攻勢に出る。しかし、追加点が決まらない。すると73分、エイバルが同点弾を叩き込む。最終ラインからの一本のロングパスから、抜け出したチャルレスがシュート。ビルバオDFに当たってこぼれたボールをキケが押し込み、試合を振り出しに戻した。

逆転を目指して攻めたエイバルだが、2点目は生まれず。勝ち点1を獲得したエイバルは7位につけた。対するビルバオは10位に位置している。

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