2017-08-30-inui©青山知雄

乾貴士、スペインの“後輩”柴崎岳を称賛「ヘタフェで出ているのは必然」

日本代表は30日、2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選 オーストラリア戦に向けた前日練習を埼玉スタジアム2002にて実施した。

6月のアジア最終予選 イラク戦では出番が回ってこなかったMF乾貴士(エイバル)。今回も先発ではなく“ジョーカー”的な起用を予想されている。これには本人も「監督に任せている」としつつも「まあいいんじゃないか」と、流れを変える役割に納得しているようだ。

対戦相手のオーストラリアといえば、特徴の一つとして”高さ”などのフィジカル面が挙げられるが、乾は「俺は日本人からしても小さいので。(自分にとって)相手はいつも全員大柄なんであんまり変わんない」と特別に意識はしていないという。

一方で自身の特徴であるドリブルでの“仕掛け”が相手に有効であることも認識しており、「ドリブルはかなり有効になってくると思いますし、そんなに速さがある選手が多いわけではない。それ(ドリブルでの仕掛け)ができればやっぱりチームのためにもなると思いますし、何かチームのためにできればいい」と持ち味を発揮したいと意気込む。

また、今回の代表ではエイバルと同じスペインのヘタフェでプレーするMF柴崎岳とともに帰国した。スペイン1部の“先輩”でもある乾は、柴崎が移籍後すぐにポジションを確保していることについて「すごい」と称賛しつつ、「岳の能力(が高い)っていうのは誰もが分かっているんで。ヘタフェで出ているのは必然というか、当たり前のこと」と能力的には当然だと話した。

ヘタフェの試合も観戦したようで「チーム状況的になかなか岳にボールが入らないところがあったので、その難しさはありますけど。でも岳ならね、何とかやっていけるんじゃないかって思っています」と今後の活躍に太鼓判を押した。

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