■リーガ第26節 エイバル 1-0 ビジャレアル
エイバル:キケ(16分)
28日にリーガエスパニョーラ第26節が行われ、エイバルは本拠地イプルーアでビジャレアルと対戦した。エイバルMF乾貴士は86分から途中出場している。
前々節バルセロナに、前節セルタに敗れたエイバルは2連敗中だ。それでも7位につけているエイバルにとって、6位ビジャレアルとの対戦はヨーロッパリーグ出場権獲得の行方を左右するものとなる。
エイバルはこの試合で大幅にメンバーを入れ替えた。ジュンカ、エスカランテら出場機会の少ない選手や、先のセルタ戦で280日ぶりに実戦復帰したペドロ・レオンがスタメンに名を連ねている。
エイバルは16分、幸先良く先制する。オレジャーナのサイドチェンジを受けたP・レオンがグラウンダーのクロスを送り、中央でキケ・ガルシアが左足で合わせてGKアセンホを破った。
ビジャレアルは39分にユナルが決定機を迎えるも、これを決めることができない。対してエイバルは41分にカパのクロスからキケがヘディング。しかし、シュートはバーの上に超える。
1点リードで後半に向かったエイバル。52分、ペドロ・レオンがミドルレンジから狙う。わずかに左に外れた。ベンチ入り禁止処分を科されているメンディリバル監督に代わって指示を送るイニャキ・ベアアシスタントコーチは、次々と選手を代えていく。
62分、カパに代えてルベン・ペーニャが投入される。67分には、チャルレスの代わりにジョルダンがピッチに送り込まれた。
ビジャレアルは74分にトリゲロスのクロスから、ロジェル・マルティネスが胸トラップして右足でボレーを放つ。ここはGKディミトロビッチが好守で応じ、失点を防ぐ。
乾は86分、ペドロ・レオンと交代でピッチに入った。長期離脱を乗り越えて今季初アシストを記録したサイドアタッカーに、イプルーアの観衆から盛大な拍手が送られた。
勝利したエイバルは勝ち点38で7位に位置。ビジャレアルは勝ち点41で6位につけている。




