■リーガ第23節 レガネス 0-1 エイバル
エイバル:ラミス(93分)
10日にリーガエスパニョーラ第23節が行われ、エイバルは敵地ブタルケでレガネスと対戦した。エイバルMF乾貴士は先発して84分までプレーしている。
前節セビージャに5-0と大勝したエイバルは勢いに乗っている。メンディリバル監督はセビージャ戦と同じ11選手を先発起用。乾は左MFの定位置でスタメンに名を連ねた。
対するレガネスはミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝でセビージャに敗れ、同大会敗退が決定。準々決勝でレアル・マドリーを破っていたレガネスだが、ファイナル進出の夢が絶たれたショックを払しょくしたいところだ。
エイバルは序盤から主導権を握るものの、リーガ3位の失点数の少なさ(21失点)を誇るレガネスの守備力を前に決定機を生み出すには至らない。27分にオレジャーナのクロスにキケがヘディングで合わせたが、シュートは枠を捉えなかった。
試合は前半をスコアレスで終える。後半に入ると、エイバルが立て続けにチャンスを迎える。48分にコテのクロスから、50分にダニ・ガルシアのパスからチャルレスがペナルティーエリア内でシュートを放つが、いずれもモノにすることはできない。
乾は60分、左サイドからインスイングのクロスをオレジャーナの頭に合わせる。65分には左足でミドルシュートを打ったが、これはバーの上に超えた。
レガネスは83分にシオバスがチャルレスに対するファールで2枚目のイエローを受け、退場する。その直後、メンディリバル監督は乾に代えてイバン・アレホをピッチに送り込んだ。
スコアレスドローが濃厚と思われたアディショナルタイム。エイバルはジョルダンの蹴ったCKに、イバン・ラミスがヘディングを叩く。GKクエジャルを破り、待望の得点を記録した。
エイバルは暫定で6位につけ、ヨーロッパリーグ出場圏内に浮上した。一方、レガネスは12位に位置している。




