日本代表FW久保裕也は、ベルギー戦を前に改めて自身の課題を口にした。
日本は14日、ベルギーと国際親善試合で対戦する。普段はベルギーのヘントでプレーする久保だが、特別な思い入れは「特にない。普通です」と話し、平常心であることを明かす。
また、ブラジル戦では先発出場しながら、前半のみで浅野拓磨と交代している。久保は「できなかった部分のほうが多い」と反省しつつ、改めて自身の課題を挙げた。
「守備の部分では全員で寄せていくのは大事かなと思いましたけど、ボールを持ったときにドリブルで1枚2枚かわせるくらいじゃないと、引いて守ったときに苦しいかなっていうふうには思いました」
度々口にしてきたドリブルの精度改善という課題。強豪ブラジル戦を経て強く感じたようだ。
「特に強い相手になると守る時間も長いですし、カウンターが結構増えると思うので、そういうときにはサイドの選手とかそういうのは求められるかなと思います」
ベルギーについては「もちろんレベルも高い」と認めながら、「穴は空くと思う」と狙い目を語った久保。慣れ親しんだベルギーの地で、再び自身の名前を響かせることはできるだろうか。