Granit Xhaka Arsenal 2019-20

主将剥奪のジャカ、今節もプレーできず…エメリ「まだ気持ちの整理がついていないと…」

アーセナルのウナイ・エメリ監督は、グラニト・ジャカがレスター・シティ戦に出場する準備ができていないと明かした。

今シーズンからアーセナルのキャプテンに任命されたジャカだが、10月末のクリスタル・パレス戦で途中交代の際にブーイングを浴びせるサポーターを挑発し、暴言を吐くなど物議を醸し出す言動を取った。同選手は後に釈明及び謝罪を行ったものの、多くの非難が集まり、最終的に主将の座を剥奪されることが決まった。

この試合を最後に3試合連続でベンチ外のジャカだが、9日に控えるレスター戦にも欠場することになるようだ。エメリ監督は8日の会見で、スイス代表MFがメンバーに復帰するかと問われ「まだできない」と明かし、同選手の状態について言及した。

以下に続く

「火曜日に彼と現在の心境などメンタル面について話をした。彼は一生懸命取り組み、よくトレーニングできているが、プレーするに十分に良い気分ではないと言っていた。彼の気持ちの整理がつくまで待つことになる」

また、ジャカに代わって新たにキャプテンに就任したのは、ピエール=エメリク・オーバメヤン。エメリ監督はガボン代表ストライカーにこの役割を務められる力があると強調した。

「昨シーズン、キャプテンに指名したローラン・コシールニー、ペトル・チェフ、アーロン・ラムジー、ナチョ・モンレアル、彼らは全員いなくなった。今シーズンにグラニト・ジャカをキャプテンに指名したのは、彼には責任を背負えるだけの力があるからだ。しかし、あの問題があったから、キャプテンから外すことが賢明だと思った」

「ジャカの次に控えていたのがオーバメヤン、その次は(エクトル)ベジェリン、次に(アレクサンドル)ラカゼット、そしてメスト・エジルだ。オーバメヤンを選んだのは、彼には経験があり、リスペクトされ、そして昨シーズンのリーグ得点王だ。全員がこの決定に合意した。もちろん、彼には時間が必要だが、我々は全力で彼をサポートする」

直近のリーグ戦5試合で1勝のみと低迷するアーセナル。これを受け、エメリ監督の進退への影響も囁かれる中、敵地で好調レスター相手にどのようなプレーを見せられるのだろうか。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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