アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は思いがけない大勝に歓喜した。イタリアメディア『メディアセット』が14日、伝えている。
アタランタは14日、ヨーロッパリーグ（EL）第1節でエヴァートンと対戦。FWウェイン・ルーニーを擁する強豪相手に27分、DFアンドレア・マジエッロの得点で先制すると前半だけで3ゴールを挙げ、リードを保ったまま3-0で完勝した。
アタランタは昨シーズン、ガスペリーニが指揮官に就任すると、若手を中心に躍進し、セリエAで4位と好成績を収めた。近年は下位に低迷していたアタランタにとって1907年のクラブ創設以来の史上最高位でELへの切符を手にする快挙となった。
14日のエヴァートン戦はホームでの開催だったものの、小規模クラブなだけに本拠地のアトレーティ・アッズーリがUEFAの規格を満たしておらず、近隣のレッジョ・エミリアで行われた。ガスペリーニは思いがけないチームの快勝に歓喜の声を上げた。
「街半分が動いたようだ。歓喜に溢れている。最高の夜をサポーターにプレゼントできて幸せだ。エヴァートンのフィジカルを警戒していたが、今日は非常に上手くいった。良いパフォーマンスができた。（主力選手が移籍して）チームの半分が変わったが、チームの土台はしっかりしている。新加入の選手は高い意欲を持って努力していた。選手層は厚く、良いプレーができる選手が何人もいる」
今シーズンも、「ラ・デア（女神）」ことアタランタの快進撃は注目されるところだ。
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