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中田英寿氏、日本代表にエール「W杯初出場から20年。次のステップへと前進を」

元日本代表の中田英寿氏が滞在先のペルージャで、日本代表について見解を示した。地元紙『コリエレ・デル・ウンブリア』が3日、伝えている。

現役時代、セリエAを舞台に活躍した中田氏は、18年ぶりに古巣ペルージャを訪問し、現地の記者の取材を受けた。「現役のときもそうでしたが、私はほとんど試合を見ません。ペルージャでプレーしていたときも、ほとんど試合を見ませんでした」と語る中田氏。突然、記者からロシア・ワールドカップに出場する日本代表についての見解を求められると、戸惑いを見せた。

「分かりません。先ほども言いましたが、私はサッカーを見ていなくて、試合も全然見ていません。日本でも同じ質問を受けて、『もしかしたら試合も見ないかもしれないので、私からは言えません』と答えたんです」

以下に続く

それでも中田氏は、W杯本大会へ向けて代表の後輩たちへエールを送っている。日本のグループHには、FWハメス・ロドリゲスに代表されるコロンビアや、ブンデスリーガ得点王FWロベルト・レヴァンドフスキのポーランド、チャンピオンズリーグ決勝で得点を挙げたMFサディオ・マネが在籍するセネガルがおり、厳しい戦いが予想されるが、日本の決勝トーナメント進出を待ち望んでいる。

「もちろん、日本が良い成績を残してくれることを願っています。1998年(フランス大会)に日本は初めてW杯に出場しました。あれから20年が経ちますし、次のステップへと前進して欲しいです。ですからチームがグループリーグを突破して16強、8強へと進出し、良い結果を出してくれることを願っています。だが簡単ではないことは分かっています」 Goal_worldcup_article_banner
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