トッテナムのクリスティアン・エリクセンの移籍話が過熱し、そこから玉突き式に複数の攻撃的MFについて去就が騒がしくなりつつある。
エリクセンは来夏契約満了となることもあり、2020年夏の移籍が確実に。契約が切れる前、冬の移籍市場でトッテナムは同選手を売却するのではないかとのうわさも浮上。この動きを受け、トッテナムはレスターのイングランド代表MFジェームズ・マディソンの獲得を検討していると先日伝えられていた。そしてさらに、レスターはマディソン退団を見据え、セルティックのスコットランド代表MFカラム・マクレガーに関心を示していると『スコティッシュデイリーレコード』が報じている。
レスターの指揮官ブレンダン・ロジャーズは前セルティックの監督であり、教え子であるマクレガーを古巣から呼び寄せようとしている模様。
だがこの動きを察知したセルティック側はマクレガーとの契約更新を準備しており、その中にはレスターが獲得を諦めざるを得ないほどの契約解除金設定が条項に盛り込まれることになるという。もちろんこの新契約は引き抜き防御の意向によるものだ。
セルティック指揮官ニール・レノンも「我々はマクレガーの契約について話し合っている。今後もここでプレーしてくれると願っているよ」と、引き抜きに対して警戒心を示している。
マクレガーと言えば中村俊輔がセルティックに在籍していた時代にセルティック・パークでボールボーイを務めていた地元出身のレフティー。中村への憧れを公言しながらも今やセルティックに欠かせないMFであり、スコットランド屈指の技巧派に成長した。
エリクセンの移籍話が過熱するとともに、イングランド、スコットランドの複数クラブで攻撃的MFの去就が騒がしくなっているが、冬の移籍市場で複数の大きな動きがあるのか、引き続きその動向が注目されるところだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です