Dele Alli England 2017Getty Images

“中指ジェスチャー”のアリ、1試合の出場停止が決定...対象が主審でなくウォーカーのため処分軽減

国際サッカー連盟(FIFA)は、イングランド代表MFデレ・アリに1試合の出場停止処分を科したことを発表した。

9月4日に行われたスロバキア戦にイングランド代表として出場したアリだが、試合中に中指を立てる瞬間がカメラに捉えられていた。この不適切な行為を重く見たFIFAは、イングランド代表MFを1試合の出場停止にする決定を下し、同選手が10月5日に控えるスロベニア戦に出場できないことが決まった。

当初、アリの行為は主審のクレメント・ターピン氏に向けてのものだと考えられていたが、代表チームメイトのカイル・ウォーカーに対してのものと試合後に同選手とガレス・サウスゲイト監督が釈明。そして主審への侮辱ではないことが分かったため、本来は2試合の出場停止になる可能性があったが、1試合の出場停止に軽減された。

FIFAのスポークスマンは『オムニスポーツ』に「2017年9月4日のイングランド対スロバキアの一戦で起きたインシデントに対して、非紳士的な振る舞いを取ったイングランド代表選手のデレ・アリに1試合の出場停止と5000スイスフランの罰金を科す」と発表。

続けて「懲戒委員会は選手がレフェリーに対してとった行為とは断定できなかったが、チームメイトに向けてかどうかに関係なく、侮辱的で非紳士的な行為のである。そのため、FIFAの懲戒規定に違反したものに相当すると考えられる」と処分が決定した理由を明かしている。

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