ポルティモネンセに所属するMF中島翔哉が、日本代表に招集される可能性が高まっている。ポルトガル『zerozero』が報じた。
今シーズンからポルトガルへ渡った中島は、ここまで9ゴールをマーク。直近の16日に行われたフェイレンセ戦でも、華麗なループシュートを含む1ゴール1アシストの活躍を見せている。
また、この試合には日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の参謀で、コーチを務めるジャック・ボヌベー氏が視察に訪れていた。同氏は中島の活躍を喜んでいるようだ。
「私は中島を見に来たし、彼の活躍は嬉しい。ただ、次の試合も見る予定だ。来週はポルト戦だしね。我々スタッフは、（ワールドカップの）23人のリストを作るためにテレビであっても試合を見るよ」
さらに、ポルティモネンセへやってきてからの成長ぶりには目を見張るものがあると話す。
「ゴールは美しく効果的だったね。FC東京を出てから、大きな成長を遂げている。コンディションも良さそうだし、効果的なテクニックも持っている。特に後半は良いプレーをしていたね」
ロシア・ワールドカップでのメンバー入りについては「言うことは難しい」としたが、「3月にはベルギーでウクライナとマリと対戦する。そこで見ることになるかもね」と招集を示唆している。
中島はA代表では出場がないものの、ボヌベー氏はポルティモネンセで成長したことを挙げ、経験不足を問題にする様子は見せない。さらに、「ハリルホジッチがここに来るように私に言ったんだ。彼はずっと中島を追っているからね」と指揮官お気に入りの選手であることも認めている。来る3月に中島が日の丸を背負う姿を見ることができるかもしれない。