不甲斐ない古巣マン・Uをオーウェン氏が酷評「数十年間で最悪のチーム。今季のトップ6はムリ」

元マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・オーウェン氏が、古巣を“数十年間で最悪のチーム”と酷評した。

3日に行われたヨーロッパリーグの敵地でのAZ戦、マンチェスター・Uは枠内シュートを打てないままスコアレスドローに終わった。これで、全公式戦4試合連続の勝利なし、アウェイゲームでは10試合連続の白星から遠ざかっている。これは1989年の11戦連続未勝利に次ぐ、30年ぶりの不名誉な記録となった。

古巣マンチェスター・Uの不甲斐ない戦いを目の当たりにするオーウェン氏は、『BTスポーツ』で「マンチェスター・ユナイテッドは中堅チームになってしまった。個人的に、彼らが今シーズンのトップ6に入れるとは思えない」と話し、苦言を続けた。

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「トップハーフ（10位以内）なら可能性があると思う。しかし、このような話になること自体が問題だ。この数十年間で最悪のマンチェスター・ユナイテッドと言ってしまってもいいはずだ。ここ数年間、良くないことが起きてしまっている。“これ以上悪くならない”と思っていたことが、起きてしまっているんだ」

さらに、オーウェン氏は、ロメル・ルカク、アンデル・エレーラ、マッテオ・ダルミアン、アレクシス・サンチェス、クリス・スモーリングらを放出し、若いチームで戦うことを選んだオーレ・グンナー・スールシャール監督のやり方にも疑問を呈している。

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「私が言いたいことは、スールシャールはわかっていながらチームを弱くしているということ。チームを良くする可能性のある選手たちを放出した。多少戦力を落としてでも、今後につながることを選んだかもしれないが、私はそうとは思わない。このチームは手負いの状態からシーズンをスタートしたも同然だ」

なかなか波に乗れない現在リーグ戦10位のマンチェスター・Uは、6日にニューカッスル・ユナイテッドと対戦する。