アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、不振を極めるチームが自信を失っていると話している。
2月22日にホームで行われたエステルスンド戦に敗れて以降、マンチェスター・シティに連敗、アウェーでのブライトン&ホヴ・アルビオン戦に敗れ、公式戦4連敗。ヨーロッパリーグでベスト16に進んだものの、16年ぶりの低調な記録に再び去就が騒がれ始めているヴェンゲル監督は、ミラン戦の前日会見でチームの奮起を促した。
「選手たちは少しばかり結果に影響されていると思う。そして、自分たちの能力を忘れてしまっている。現実的な目標を掲げる必要があり、どうすれば上手くいくのかにフォーカスを当て、悪い結果の影響をいつまでも引きづらないことだ」
また、2018年に入ってから不振に喘ぐアーセナルとは対照的に、立て直しに成功したミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督について「私は上手くいっていないから、素晴らしい仕事をしているか彼から何か助言をもらいたい」と話したヴェンゲル監督。続けて、リーグ戦でのトップ4入りは絶望的なためヨーロッパリーグにかかるプレッシャーが大きいことを認めた。
「これは私たちが勝ち取らなければならないチャンスだ。確かにこの大会への重圧は高まっているが、非常に大きなチャンスだと思う。困難な直面に立っている時こそ、我々には力と強さがあることを証明できるはずだ」




