クロアチアは11日、ロシア・ワールドカップ準決勝でイングランドを延長戦の末2-1で下し、決勝進出を決めた。今大会のクロアチアの戦いぶりは、W杯の歴史に残るものとなった。
イングランドとの準決勝に臨んだクロアチアは、開始5分で相手に先制を許す苦しい立ち上がりとなる。しかし、後半に追いついて延長戦に持ち込むと、109分にFWマリオ・マンジュキッチが決勝弾。史上初の決勝へ駒を進めた。
今大会のクロアチアは、決勝トーナメントで3試合連続で延長戦を戦うことに。英『Squawka』によると、そのすべてを制して決勝に進んだのは、W杯88年の歴史で初めてのことになった。
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決勝T1回戦ではデンマークとのPK戦を制し、続く準々決勝も開催国ロシアとのPK戦を制して勝ち上がったクロアチア。満身創痍の中迎えたイングランド戦でも延長戦で勝ち切り、不屈の魂を見せるチームはW杯の歴史に名を刻むこととなった。
また、クロアチアの現在のFIFAランキングは20位だが、これも大会史上最も低いファイナリストとなっている。
クロアチアは初の優勝を懸けて、15日にフランスとのファイナルに挑む。