不完全燃焼の香川真司、“格下”との対戦に「W杯に向けて意味のある試合なのか…」

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(C) Getty Images
日本代表は2-1でニュージーランド代表に勝利。試合後、MF香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)がコメントを残した。

キリンチャレンジカップ2017が6日に行われ、日本代表は豊田スタジアムでニュージーランド代表と対戦。1-1で迎えた87分にMF倉田秋(ガンバ大阪)が決勝ゴールを決め、2-1で勝利を収めた。

本田圭佑(パチューカ/メキシコ)、長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)ら代表の常連組が不在の中、ケガから復帰して約4カ月ぶりの出場を果たした香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)は、試合開始から積極的な姿勢を見せたが、結果を残すことはできなかった。9分には敵陣ペナルティエリア内でこぼれ球を拾い、相手DFをかわして右足を振り抜いたが、ボールは無情にもポストを直撃。香川にとってはこの試合で一番のチャンスだった。

「正直、なかなか評価しづらいゲーム」と香川が語るように、気持ち的にも難しい試合ではあった。6大会連続のワールドカップ出場を決めて迎えた最初のテストマッチ。相手はFIFAランキング113位のニュージーランド(日本は40位)で、インテンシティも高くはなかった。開始早々に相手の右サイドの守備が不安定であることを感じており、「左サイドに展開するだけでゴール前まで行けちゃうくらい、簡単にクロスまで行けちゃうくらいの試合だった」と振り返ったが、その隙を突ききれなかったことで、試合を難しくしてしまった。

ニュージーランドは大陸間プレーオフに回るため、本大会で対戦する可能性を残しているが、決してハイレベルな相手ではなかった。「正直、ワールドカップを見据えるって意味では、こういうレベルはないと思う。攻撃のところでどれだけやれるのか、もう少し自分たちでトライする必要があったと思う。そこの精度はゴール前もそうですけど、確実に上げていかなきゃいけない」と世界レベルの相手に通用する攻撃を構築するためにも、チャレンジする必要があったと回想。「果たしてこれがワールドカップに向けて、何の意味のある試合なのかっていうのは…。正直、評価しづらいゲームになりましたけどね」とマッチメイクも含め、不完全燃焼の試合になったことを吐露する。

それでも最終盤で勝ち越したことには「こういう試合を1-1で終えるのと、2-1で終えるのはすごく違うと思うんで、そこは本当によかったな」と、“勝ち切る”という収穫を残したことが唯一の救いだったと振り返った。

日本代表は10月10日に日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。

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