世界最年長プロ選手の元日本代表FW三浦知良に、新たな挑戦者が現れたとして、イタリアメディア『Fanpage』が注目した。
今年1月11日に、日本フットボールリーグ（JFL）の鈴鹿ポイントゲッターズ入団を発表した“キング・カズ”。55歳15日で迎えた13日のラインメール青森との開幕戦では、先発出場でJFLデビューも果たした。世界最年長選手の動向には、イタリアメディアも注目している。
「日本人選手のカズ・ミウラは先月、55歳を迎えたが、元ジェノアFWにシューズを脱ぐ意思はまったくない。今シーズンは横浜FCを退団し、4部の鈴鹿ポイントゲッターズに加入して、プロ選手を続けている。ものすごい最年長記録だ」
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だがそんなカズに新たなライバルが出現したことを指摘。「記録はまもなく、ガーナ3部のクワフ・フォドアのトライアルに挑戦する、びっくり仰天の68歳パパ・ポロによって破られるかもしれない」と綴った。イタリアメディアはパパ・ポロについて、「出回っている動画では高齢には見えない。ボールの扱いも確実に上手い」とコメントしている。また、パパ・ポロがガーナラジオ局『AngelFM』で語ったインタビューも掲載。過去にガーナやコートジボワールのクラブでプレーしたが、戦争によりコートジボワールを離れたのち、所属先を見つけることができなかったとの逸話を紹介している。
『GOAL』のイタリア編集部も、世界最年長選手を目指すパパ・ポロの挑戦について報道。「目標の達成は難しいように見えるが不可能ではない」との見解を示している。今後の動向は注目されるところだ。
