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2019-20シーズンのセリエAは、近年にないほど「不確定要素」に満ちた状況で開幕を迎えようとしている。
その大きな理由は2つ。まず、スクデット8連覇中のユヴェントスを筆頭に、インテル、ローマ、ミランと、ビッグクラブの多くが監督交代に踏み切り、新しいプロジェクトをスタートしたこと。もうひとつは、多くのチームが開幕を目前に控えた現時点でも補強を終了しておらず、チームとして未完成の状態にあることだ。
ここ数年のセリエAは、王者ユヴェントスが前半戦のうちから独走体制を築き、シーズンが折り返し点を回ったか回らないかという時点ですでに、スクデット争いに事実上の決着がついてしまうことが多かった。しかし、今シーズンはそれとは違う展開になりそうな予感に満ちている。
総合的な戦力にチームとしての完成度を加味して考えれば、ユヴェントスのスクデット9連覇を脅かす可能性があるのはナポリ、そしてインテルだろう。
■継続性で優位のナポリ

カルロ・アンチェロッティ体制2年目のナポリは、補強という点ではそれほど派手な動きがないものの、逆にそれゆえにチームとしての安定性、継続性という点ではライバルに対して一日の長がある。アンチェロッティは昨シーズンを通して、サッリ前監督時代からの基本構造を保ちつつ、戦術的な縛りを減らして攻守のメカニズムをシンプルに整理し、一人ひとりが個人能力を発揮しやすいチーム組織を作ってきた。それが定着した今シーズンは、高いレベルのパフォーマンスを安定して発揮し、少ない取りこぼしで勝ち点を積み上げる土台ができている。過去4シーズンにわたり、常に勝ち点80前後を挙げて2位の座を保ってきた(2016-17シーズンのみ僅差で3位)ことを考えれば、今シーズンも優勝争いに絡む可能性は高い。 ユヴェントスが躓いて優勝ラインが勝ち点90を下回るような展開になれば、悲願のスクデットも現実味を帯びてくるはずだ。
■インテル、スクデット争いの主役も
(C)Getty Images一方のインテルは、アントニオ・コンテを新監督に迎え、陣容も各セクションに主力クラスの新戦力を加えて大きく刷新されているため、未知数の部分も少なくない。しかし、ユヴェントス、そしてチェルシーで就任1年目にリーグ優勝を勝ち取った実績が示す通り、自らの戦術を短期間で浸透させ、強く負けにくいチームを築き上げる手腕に関しては、コンテのそれは折り紙付き。プレシーズンマッチの戦いぶりを見ても、すでに指揮官の刻印をはっきりと見て取ることができる。ルカク、バレッラ、ゴディンといった新戦力がチームに問題なくなじみ、序盤から組織的なメカニズムの中で機能するようだと、過去何年も続いてきた煮え切らなさを脱却し、スクデット争いの主役を演じる可能性もある。
■“本命”の座は揺るがず
(C)Getty Imagesとはいえ本命をひとつ挙げるならば、今シーズンもやはりユヴェントスということになる。総合的な戦力値の高さでは他を寄せ付けないレベルにあり、クリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、チームが組織として機能しているか否かにかかわらず、たった1プレーで試合を決定づける個の力を備えたトッププレーヤーを数多く擁しているのは大きな武器。ただし今シーズンは、サッリ新監督の緻密な戦術が浸透してチームが安定するまで、ある程度の時間を要するのが避けられない上、その土台となるチームの陣容そのもの(とりわけ攻撃の中核を担うストライカー)が未完成のまま開幕を迎えるなど、序盤戦の躓きを招きかねない不安要素をいくつか抱えていることも事実だ。スクデット争いが近年のようなユーヴェの独走ではなく、むしろ三つ巴の混戦模様になりそうだと見る理由もまさにそこにある。
■ローマ&ミランも侮れない
(C)Getty Imagesこの3チームと比べると戦力的にやや見劣りする分、スクデット争いへの参入は難しいと見られるものの、CL出場権争いには間違いなく絡んできそうなのが、ともに新監督を迎えてチームも若手主体の陣容に刷新したローマとミラン。
トッティ、デ・ロッシという生え抜きの「バンディエーラ」がそれぞれの経緯でクラブを去り、これまでイタリアサッカーにはまったく縁がなかったポルトガル人監督パオロ・フォンセカを指揮官に迎えて再出発を図るローマは、ビッグクラブ勢の中で最も「読みにくい」チームだ。陣容的に世代交代が大きく進んだことも加味すれば、今シーズンは新プロジェクトの助走期間的な位置づけになりそう。とはいえ若く興味深いタレントを数多く擁するチームを新監督が短期間で軌道に乗せるようだと、思わぬ躍進を見せる可能性もある。
サンプドリアからジャンパオロを監督に迎えたミランも、ベナセル、クルニッチ、テオ・ヘルナンデスといった新戦力の活躍次第で、CL出場権争いを賑わす存在になるだろう。
■ダークホースは…
(C)Getty Imagesここまで名前を挙げたビッグクラブを蹴散らして昨シーズン3位に入ったアタランタも、4年目を迎えたガスペリーニ監督の下で継続路線のチーム強化に徹し、独特のアグレッシブな攻撃サッカーの完成度を高めてきている。CLとの二正面作戦がフィジカル、メンタルの両面で消耗をもたらすことは避けられないため、セリエAに専念した昨シーズンほどコンスタントな戦いを期待することは難しいが、CLはともかくEL出場権争いには確実に絡んでくるだろう。
それ以外でダークホース的な存在としてEL出場権争いに絡んで来る可能性があるのは、ラツィオ、トリノあたりか。冨安が加入したボローニャ、昨季ローマを追われたディ・フランチェスコ監督が再起を目指すサンプドリア、デ・ゼルビ監督がポジショナルプレー志向の攻撃サッカーを打ち出すサッスオーロも、波に乗れば上位をかき回す面白い存在になりそうだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

