ヴォルフスブルクは18日、解任したアンドリース・ヨンカー監督(54)の後任として、マルティン・シュミット氏(50)を招へいしたことを発表した。スイス人指揮官は翌日に行われるブンデスリーガ第5節からヴォルフスブルクのベンチに座ることになる。
昨シーズンはヨンカー監督の下で2部降格の危機から逃れたヴォルフスブルク。しかし先に行われた第4節、昇格組シュトゥットガルトとの対戦で敗戦を喫し解任を決断したようだ。
オラフ・レッベSD(スポーツディレクター)はヨンカー監督の解任発表にともない、「暫定的な監督ではなく、新監督を招へいするつもりだ」と明言していた。その新監督は、マインツで日本代表FW武藤嘉紀も指導し、今夏に同クラブを退任したシュミット氏となった。
2019年までの契約を結んだシュミット新監督は、ヴォルフスブルクで指揮を執る決断について「検討のための時間は必要としなかったが、実際にはその時間がなかった。最初のコンタクトからサインまで、数時間しか経っていない」とコメント。さらに、次のように続けている。
「数カ月前にヴォルフスブルクが私に興味を示していたことは広く知られるが、その当時はマインツに対する敬意と忠誠から(ヴォルフスブルクからのオファーを)見送ることにした。大事な2試合が控えているので、慣れるような時間はないが、このタスクをとても楽しみにしている」
なお、ヴォルフスブルクは19日にブレーメンをホームに迎え、22日にはアウェーでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
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