2018-01-04 Wenger ArsenalGetty Images

ヴェンゲル「失点していたら自殺していたかも」チェルシー戦で生きた心地がしなかった瞬間とは?

現地時間3日に行われたビッグロンドン・ダービー、アーセナルvsチェルシーは2-2のドローに終わった。

この試合ではアーセナルが先制したものの、その後チェルシーに2点を返され、逆転を許す。後半アディショナルタイム、エクトル・ベジェリンが劇的な同点弾を叩き込み、終盤に追い付く展開となった。また、ベジェリンは66分チェルシーにPKを献上したこともあり、試合終盤の土壇場で結果を残し、チームを救った。

試合後、アーセン・ヴェンゲル監督は終盤で追いつき、2-2で決着したことに安堵の表情を浮かべた。

「今日は素晴らしい内容のサッカーだった。選手たちは諦めることなく、精神的な強さを示してくれたと思う。特に最後の20分間は厳しい展開だった」

「パフォーマンスは最高だったが、この結果は運に恵まれなかったね」

その一方で、ベジェリンの同点弾で2-2となった直後、アルバロ・モラタとダヴィデ・ザッパコスタのシュートで、アーセナルは1点を失いかねない場面があった。裏に抜け出したモラタのシュートをGKペトル・チェフが弾き、そのディフレクトを押し込もうとしたザッパコスタはバーに当ててしまい、ドロー決着となった。

劇的同点弾の直後、失点の危機に陥ったことについてヴェンゲル監督は「ザッパコスタのゴールで失点していたら、私は自殺していたかもしれない」と述べている。

ホームでチェルシーとのビッグロンドン・ダービーをドローで終えたアーセナル。指揮官ヴェンゲルにとっては、ラストプレーで起こった失点の危機は、まさに“生きた心地がしなかった”ようだ。

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