アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、1月にアレクシス・サンチェスとメスト・エジルを放出するつもりはないと語っている。
今シーズン終了後にアーセナルとの契約が満了を迎えるサンチェスとエジルだが、両者とも依然として契約延長を結べていない。それを受け、チリ代表FWにはマンチェスター・シティが、ドイツ代表MFにはマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナが獲得に強い関心を持っている。
フリーでの移籍を防ぐには今冬に両選手を売却しなければならないアーセナルだが、ヴェンゲル監督は1月にキープレーヤーを売却する意志はないと強調した。
29日のハダースフィールド戦に先駆けて行われた会見で、両選手が冬も残留するかと問われたヴェンゲル監督は「もちろんだ。彼らはここにいるあいだ、常にクラブのためにベストを尽くしている。信じられないことが起きない限り、彼らは最低でもシーズン終了まではここでプレーすると思う」と両選手の退団を否定。
続けて「会見になると、君たちは私にそのようなうわさについて聞いてくるが、彼らはシーズン終了までどこにも行かない。これは今シーズンが開幕する時から決まっていることだ」と毎度の質問に辟易している様子で語っている。
また、いまだにまとまらないサンチェスとエジルの契約延長交渉について尋ねられ「彼らがこれからもここに残るかって? 今そのことについては話すのは不可能だ。でも、来夏までの契約は残っている。仮に私が彼らの去就のカギを握っているとすれば、2人は来シーズンもここにいるだろう。でも、それは彼ら自身が決めなければならないことだ」とフランス人指揮官は2018-19シーズン以降の残留も望んでいるようだ。


