アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、FWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得が失敗に終わったとしても現状の戦力で満足だと明かした。
アーセナルはボルシア・ドルトムントのストライカーの獲得を目指し、交渉を行っていることが報じられている。しかし、ドルトムント側が6500万ユーロ(約88億円)を要求していることもあり、現在まで合意に至っていない。
24日にチェルシーを2-1で破ったリーグ・カップの準決勝後の記者会見で、指揮官はオーバメヤン獲得についての質問に答えた。
「何か言ったところで状況は変わらない。もし何か動きがあれば、それはそれだ。もし何も起きなかったとしても我々の戦力は目的を達成するのに十分強力だ。私は現状の戦力にこれ以上ないくらい満足している。ムヒタリアンが加入し、従来の強力な選手たちもいる」
ガナーズは現在、リーグ戦で6位に沈んでおり、チャンピオンズリーグ出場権圏内の4位リヴァプールとの差は5ポイント。移籍を巡る問題行動が続いている影響で直近2試合を欠場しているガボン代表ストライカーを獲得することができるのか。移籍期限の終了が近づいているが、最後まで目が離せない。




