Mesut Ozil Arsene Wenger ArsenalGetty Images

ヴェンゲル、エジルとの契約交渉停滞を認める…一方でウィルシャーの実戦復帰を示唆

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、MFメスト・エジルの契約交渉が停滞していることを認めた。一方でMFジャック・ウィルシャーの復帰を喜んでいる。

エジルは、チームをけん引するFWアレクシス・サンチェスらとともに、現行契約が今季限りとなっている。今季終了後にはフリーとなる同選手には、レアル・マドリー時代の恩師である、ジョゼ・モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示していると言われる。

28歳のドイツ代表プレーメーカーは、シーズン開始前には契約延長交渉がうまくいっていることを示唆していた。しかし、現在まで公式発表には至っていない。

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ヴェンゲル監督は、エジルを残したいと語ったものの停滞していることを認めている。それでも、徐々に交渉を再開するようだ。

「もちろん、彼を残したい。8月31日から交渉はスローダウンした。少しの息抜きとシーズンに集中する必要があるからね。しかし、少しずつ再開するよ」

なお、20年以上ぶりにヨーロッパリーグに参戦するノースロンドンの強豪だが、エジルは14日に控えるケルン戦を欠場する見込みだという。同選手は、週末に控えるチェルシーとの“ビッグ・ロンドンダービー”の出場も危ぶまれているようだ。

チームの司令塔を起用できないことが予想される67歳のフランス人指揮官だが、ここまで欠場が続いていたウィルシャーがフィットしているとし、起用を示唆した。

「(2011年の)バルセロナ戦のビデオを見れば、ジャックがどんなプレーをするか明確に思い出すことができるだろう。彼は試合を有利に進めることができるので、人々の批判から逃れるために少し奮起しなければならない。もしそれができれば、彼へのプレッシャーを取り除く必要がある」

「練習に復帰するだろう。意欲にあふれ、キレがある。まだ本調子ではないがそこに近づいているよ。復帰したことを楽しんでいるし、定位置を取り戻すために競争している。トレーニングではポジティブなことが見られたよ」

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