アーセナルは20日、アーセン・ヴェンゲル監督が今季限りで退任すると発表した。ヴェンゲル監督は1996年にアーセナルの指揮官に就任。約22年間に渡る指導の中でティエリ・アンリやパトリック・ヴィエラといったプレーヤーをスターへ成長させ、2003-04シーズンにはプレミアリーグ史上初の無敗優勝を達成した。しかし、近年は成績が低迷し、退任がうわさされていた。
では、約22年の長期政権後、アーセナルは誰に監督のバトンを渡すのか。
『Goal』でアーセナルの番記者を務めるクリス・ホワイトリーは、現ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴや元マンチェスター・シティ指揮官のマヌエル・ペジェグリーニ氏らが候補だとコメント。
また、イギリス紙『テレグラフ』は、前バルセロナ指揮官で現在フリーのルイス・エンリケ氏や、ドメニコ・テデスコ(現シャルケ指揮官)、ユリアン・ナーゲルスマン(現ホッフェンハイム指揮官)、レオナルド・ジャルディム(現モナコ指揮官)やブレンダン・ロジャース(現セルティック指揮官)、そして、現在マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏が候補になっていると報じている。
それ以外にも、ブックメーカーの『Paddy Power』は、アーセナルOBのパトリック・ヴィエラ氏やティエリ・アンリ氏、現在フリーのカルロ・アンチェロッティ氏、マッシミリアーノ・アッレグリ(現ユヴェントス指揮官)などを有力候補として挙げている。


