昨シーズン終盤、アーセナルとの契約を2年延長し、2019年6月まで指揮を執ることが確定したアーセン・ヴェンゲル。しかし、今シーズンも優勝争いに後れを取り、解任論も報じられるようになった。そんな中、『エクスプレス』、『サン』など、複数の現地メディアが、ヴェンゲルの後任として有力候補とされるクラブOBについて報じた。
報道によると、ヴェンゲル監督は自身がアーセナルを去った後の後任として、元オランダ代表ジオバニ・ファン・ブロンクホルストを推薦しているという。
ファン・ブロンクホルストは1993年にフェイエノールトでトップデビューを果たして以来、レンジャーズ、アーセナル、バルセロナを経て古巣フェイエノールトに復帰。2010年の南アフリカ・ワールドカップを最後に現役を退いた。その後は指導者として経験を積み、2015年からはフェイエノールトの指揮官に就任。16-17シーズンには同クラブに18年ぶりとなるリーグ優勝のタイトルをもたらしている。
ヴェンゲルがアーセナル指揮官を契約満了まで務めるかどうか不透明だ。だが長年クラブを率いたヴェンゲルも現在68歳。かつてアーセナルでプレーしたファン・ブロンクホルストを、自身の後継者として迎え入れるよう幹部に進言したとしてもおかしくない状況にある。
オランダのエール・ディヴィジで結果を残しているファン・ブロンクホルスト。同氏が今後アーセナルを率いる可能性も十分にありそうだ。




