トリノに所属するイタリア代表のFWアンドレア・ベロッティが膝の負傷により、約1カ月離脱することになると、トリノが2日、公式ウェブサイトで発表した。
ベロッティは2016-17シーズン、セリエAにおいて35試合に出場し25得点をマークして得点王争いを演じ、今夏の移籍市場では去就が注目された。ミランなどが獲得に乗り出したものの、実現に至らず今シーズンもトリノでプレーし、これまでセリエAにおいて7試合に出場、3ゴールをマークしている。
しかし1日に行われたヴェローナ戦に先発出場したベロッティは右膝にケガを負い、試合終了間際に担架で運び出されてピッチを後にした。当初は重傷が心配されたが、精密検査の結果、I~II度の右膝側副靭帯および関節包靱帯の損傷であることが判明。保存療法を選択し、11月には復帰できる見込みとなった。
ベロッティは6日および9日に行われるロシア・ワールドカップ欧州予選マケドニア戦とアルバニア戦のメンバーに選出されていたが、招集を辞退してトリノに残ることになる。イタリア代表ではMFマルコ・ヴェッラッティがケガにより参加を見送ったほか、MFロレンツォ・ペッレグリーニ、MFダニエレ・デ・ロッシも離脱するなどケガ人が相次いでおり大きな痛手となっている。イタリアは9月のスペイン戦で敗れたため、仮に同ポイントで首位スペインと並んだとしてもワールドカップ出場には11月に行われるプレーオフへ進出し、勝ち抜かなければならない可能性が高い。エースの復帰が間に合うのかどうか心配の種となった。
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