バルセロナからの関心が取りざたされるパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティだが、夏の休暇中に何らかの動きがあるかもしれない。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
PSGは今季、チャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナに敗れてベスト16敗退に追い込まれた。加えて、4連覇を達成していたリーグアンでもモナコに優勝を譲った。タイトル獲得を望むヴェッラッティはこの状況に少なからず失望しているとみられている。
ヴェッラッティには、バルセロナのほかバイエルン・ミュンヘンやチェルシーが興味を抱いている。ただ、選手本人は移籍するのであればバルセロナ行きを優先する考えのようだ。その裏には、CLのタイトル奪冠から逆算すると、バルセロナが一番近いとの思いがある。
今季限りでルイス・エンリケ監督が退任するバルセロナは、エルネスト・バルベルデ監督の就任が濃厚となっている。新監督の意見を聞く必要があるのは当然だが、クラブはこれまで獲得が噂されてきたリヴァプールMFフィリペ・コウチーニョのような選手より、ヴェッラッティのような選手が今のチームには求められていると考えている。
ヴェッラッティは来週、バケーションのスタートしてスペインのイビサ島を訪れるようだ。そこでバルセロナの関係者との接触はあるのか...。今後の動きに注目が集まる。




