ヴィニシウス?サンチョ?世界の期待の若手50人が間もなく発表!『NxGn』の開幕迫る
今年も『NxGn』の季節がやってきた。その競争はこれまでになく厳しいものとなりそうだ。
『Goal』は毎年、世界で最も優れた10代のフットボーラー50人を選出している。プレーヤーは世界中に散らばる42人の『Goal』編集者によって、トップチームでの経験、ポテンシャル、総合的な能力といった観点から評価を受けてランク付けされる。
1年前にこのタイトルを手にしたアヤックス・アカデミー育ちのジャスティン・クライファートは、その後1875万ユーロ(約24億円)の値がつけられ、ローマへと巣立った。
オランダ代表でもある彼はまだ19歳だが、誕生日が2000年の1月1日よりも前であるため、本年度の賞を争うことはできない。
となれば、誰が有力候補として挙げられるだろう?
無論、昨夏4500万ユーロ(約58億円)でフラメンゴから加入した後、レアル・マドリーで鮮烈なデビューを飾ったヴィニシウス・ジュニオールが紛れもない筆頭候補といえる。18歳の彼は実に素晴らしいプレーをみせており、先日にはブラジルのA代表入りも果たしたところだ。
一方、ボルシア・ドルトムントでの目覚ましい活躍が認められたジェイドン・サンチョは、すでにイングランド代表としてのプレーを経験している。さらに、マンチェスター・シティ育ちの彼は1月、ブンデスリーガで8得点を記録した史上最年少選手としても名を残した。
マンチェスター・シティといえば、フィル・フォーデンが魔法のような中盤でのプレーを見せていることで、ジョゼップ・グアルディオラを魅了し続けている。ペップはシティで“ストックポートのイニエスタ”という名のダイヤモンドの発掘に成功したと信じているのだ。
ロシア・ワールドカップを4位で終えた昨年のサプライズや、チェルシーですぐにファンの心をつかんだカラム・ハドソン=オドイの存在などもあり、イングランドサッカー界が今非常にエキサイティングな局面を迎えていることは間違いない。
しかしながら唯一の悩みの種は、ハドソン=オドイのパフォーマンスに他の欧州リーグが注目しないはずがないということだ。実際にバイエルン・ミュンヘンは1月の移籍市場で3500万ポンド(約52億円)を用意して、彼の獲得を狙っていた。
ハドソン・オドイの獲得には失敗したバイエルンだが、カナダ代表史上最年少デビューを果たし、ゴールも挙げたアルフォンソ・デイヴィスを、ウィンターブレイクの間にバンクーバー・ホワイトキャップスからアリアンツ・アレーナに迎え入れたことには満足しているだろう。
レアル・マドリーもまた、ヴィニシウスに続くブラジルの天才、ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエスの獲得に動いており、この夏に4000万ユーロ(約51億円)でマドリー入りを果たすとみられている。
その一方で、1月にベティスに加入したディエゴ・ライネスは、すでにラ・リーガで実戦を経験済みだ。そして、UEFAヨーロッパリーグでも出場を果たしてゴールを奪い、UEFAの大会でゴールを記録した史上2番目に若いメキシコ人選手となった。
センス抜群のMFサンドロ・トナーリは、セリエAをはじめとした欧州1部リーグのクラブに所属していないにもかかわらず、イタリアA代表への招集を経験済みだ。
しかし、この「アンドレア・ピルロの後継者」が、世界で最も優れた10代フットボーラーの栄誉を手にするのかどうかは分からない。
現在最終集計がおこなわれており、勝者の名が刻まれたリストが完成しつつある。インタビューや特集記事を含む様々なコンテンツは、すべて水曜日の13:00CET(日本時間21時)に公開される予定だ。
2019年の『NxGn』発表はすぐそこまで迫っている。このアツい瞬間を見逃すな!
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