■J1第31節 甲府 2-3 神戸
甲府:リンス（18分）、高野（47分）
神戸:ハーフナー（33分、86分）、大槻（50分）
明治安田生命J1リーグ第31節が29日に行われ、山梨中銀スタジアムではヴァンフォーレ甲府とヴィッセル神戸が対戦。試合は、3-2で神戸が勝利を収めた。
2試合勝ちなしの甲府と、前節で6試合ぶりの黒星を喫した神戸の一戦。第30節終了時15位の甲府は、同16位との勝ち点差がわずか1。ホームゲームで着実に勝ち点を積み上げたい。
先制したのは甲府。18分、MF黒木聖仁のパスで抜け出したFWリンスがGKとの一対一を制した。33分、神戸が追い付く。FW渡邉千真が右サイドから供給したクロスにFWハーフナー・マイクが頭で合わせた。同点のまま前半終了。神戸は後半開始から、FW大槻周平を投入した。
次の得点を挙げたのは甲府。47分、MF小出悠太が低い弾道のクロスを供給。このボールにMF高野遼が反応してゴールネットを揺らす。直後の50分、ペナルティエリア内で大槻がボールを奪い、そのままシュート。神戸が再び追いついた。
決勝点が生まれたのは86分。神戸MF小川慶治朗の右サイドからのクロスに再びハーフナーがヘディングシュート。これがゴール左に決まり、神戸がリードを奪う。その後、スコアは動かぬまま試合終了。3-2で神戸が逆転勝利を収めた。