ヴィッセル神戸は26日、DF岩波拓也が浦和レッズへ完全移籍すると発表した。
岩波は兵庫県出身の23歳。神戸の育成組織を経て、2012年に神戸へ加入すると、J1リーグ戦106試合に出場して4得点、J2リーグ戦37試合に出場して2得点を記録する。また、2016年に開催されたリオ・デ・ジャネイロ五輪のメンバーに選ばれるなど、各年代の日本代表として活躍してきた。
岩波は神戸の公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。
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「ヴィッセルに関わるすべての皆さま。中学生から10年間ここでプレーする機会を与えていただいたことに感謝の気持ちを申し上げます。小学生の頃、このクラブの試合を見てサッカー選手になりたい、ヴィッセルの選手になりたいと夢を持つようになりました。自分にとってヴィッセル神戸がすべてでした」
「このタイミングでクラブを去ることに寂しさもありますが、すべてをゼロにしてまた新たに挑戦したいと思い決断しました。オリンピック前に怪我をして絶望的な自分を支えてくれたクラブ、ファン・サポーターの皆さまには本当に感謝しています。これからはこのクラブが対戦相手になり、ライバルになるのが不思議な感じですが自分も一歩一歩努力して進んでいきたいなと思います。10年間本当にありがとうございました」
また、浦和の公式サイトにも「アジアを代表するクラブに加入することができとても光栄に思います。自分が生まれ育ったクラブを離れ相当な覚悟を持って移籍してきました。これからも努力を続けて、皆さまに一日でも早く応援していただけるように頑張りたいと思います」とのコメントを寄せている。