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ワトフォードに完敗のチェルシー、コンテは采配ミス認め「先発の選択を間違えた」

チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、まさかの大敗に終わったワトフォード戦で先発メンバーの人選にミスがあったことを認めた。

チェルシーは5日、プレミアリーグ第26節のワトフォード戦に挑んだ。前節、ボーンマスをホームに迎えた一戦でまさかの完敗。チャンピオンズリーグ出場権獲得のためにもこれ以上の負けは許されない試合で前半からトラブルが発生した。30分にMFティエムエ・バカヨコが早くもこの日2枚目のイエローカードで退場となり数的不利に陥る。その後、42分にPKにより失点し、1点ビハインドのままハーフタイムを迎えた。82分にエデン・アザールのゴールで試合を振り出しに戻したが、そこから7分間で3失点。1-4で2戦連続の大敗となった。

衝撃の敗戦を喫したコンテ監督は、試合後の会見で自身のミスを認めた。

「もしかしたら先発メンバーの選択を間違えたかもしれない。その責任は私にある。今日のプレーには個性がなかった。開始直後から自信が見えなかった。普段は練習から自信を持ってリスクを犯すことができているが、今日は始めからクオリティが低く、恐怖を感じていた。これは監督としては最悪なシチュエーションだ。非常にがっかりしている。我々のパフォーマンスは酷いものだった。我々は今日のようなサッカーには慣れていない。負けることはあり得る。それでもいつも自分たちのサッカーをし、常にポジティブにプレーしていた」

「退場はチームの姿勢には影響を与えなかったが、状況は深刻になっていった。そしてPKにより0-1なると、10人の選手で追いつくのは難しい。後半に入ると選手たちは素晴らしい覚悟を見せたが、混乱もあった。状況をコントロールし、理解する必要があったが、10分で3ゴールを失った。このような状況では全員が責任を負わなくてはいけない。私も、選手も」

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