今冬の移籍市場でミヒー・バチュアイが退団濃厚となっているため、チェルシーは新たなFW獲得に向けて動いている。これまで、アンディ・キャロルやピーター・クラウチが獲得候補として浮上していたが、ここにきてローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコに関心を示していると『メディアセット』が報じた。
1986年生まれ、現在31歳のジェコはヴォルフスブルクで評価を高め、10-11シーズンの冬の移籍市場でマンチェスター・シティに移籍。その後、15-16シーズンからローマでプレーしている。
今シーズンの前半戦はチャンピオンズリーグでチェルシーとも戦い、スタンフォード・ブリッジで行われた第3節のチェルシー戦では、後方からのロングフィードをダイレクトボレーで叩き込むスーパーゴールを決めてみせた。この試合でジェコは2ゴールを叩き込み、3-3のドローに貢献している。
もしジェコがチェルシー移籍となれば3年半ぶりのプレミアリーグ復帰となる。また、チェルシーはローマのDFエメルソンにも興味を示しており、ジェコとエメルソンの2人をセットで引き抜こうとしている見方もある模様。果たしてジェコはイングランドへ出戻りとなるのか、今冬の移籍市場でチェルシーがどの得点源を確保するのか、引き続き目の離せない状況が続きそうだ。


