2019-12-12 Fonseca RomaGetty Images

ローマ、EL32強進出も薄氷を踏む思いのドロー決着…指揮官「これではELで優勝できるわけがない」

現地時間12日に行われたUEFAヨーロッパリーグ、グループJ第6節ローマvsヴォルフスベルガーは2-2のドローで決着した。勝ち点1を積み重ねて、リーグ2位で勝ち上がったローマだったが、指揮官パウロ・フォンセカはホームで引き分け、第6節を終えたことに納得がいかないようだ。

指揮官は試合後『スカイスポーツ』のカメラを通して次のように述べている。

「今晩の結果を受け入れるのは難しい。勝たなければならなかった一戦で、勝つことができなかった。特に(2-2に追いつかれてからの)ラスト20分は良くない時間が続いたね」

以下に続く

「このようなプレーをしていてはヨーロッパリーグで優勝なんてできるわけがない。ひとまずはセリエAに集中して、改めて今後カップ戦についてどう戦っていくか検討することにする」

また、ローマホームの一戦ながら奮闘を見せて勝ち点1をもぎ取ったヴォルフスベルガーに対しては「この試合で厳しいプレッシャーをかけてきて、我々は多くのミスをしてしまった。結果として彼らは本当に良いチームだったと思うよ」と述べている。

勝ち点9となったローマだったが、同じ時間帯に開催されていた同グループ別の試合、ボルシアMGvsバシャクシェヒルは後半アディショナルタイムの勝ち越し弾により、1-2でアウェーのバシャクシェヒルが勝利。この結果、1位通過バシャクシェヒル(勝ち点10)、2位通過ローマ(勝ち点9)、3位ボルシアMG(勝ち点8)となった。

ちなみに、もしローマがヴォルフスベルガーに敗れていた場合、ボルシアMGとローマは勝ち点8で並んだが、当該成績の関係で2位での勝ち上がりはボルシアMGとなっていた。ローマは結果として勝ち上がりこそ決めたものの、指揮官フォンセカにとっては薄氷を踏む思いのドロー決着だったようだ。

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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