ローマは24日、セビージャの名物スポーツディレクターとして知られていたモンチ氏(48)と契約を結んだことを発表した。
先にセビージャ退団を決断したモンチ氏の移籍先は、噂通りローマとなった。24日にイタリアの首都を訪れたモンチ氏は、ローマと1年の延長オプション付きの4年契約を結んだ。
ローマのジェームズ・パロッタ会長は、世界最高のSDとの呼び声高いモンチ氏との契約に際して、「長期にわたる、成功に包まれた契約になることを期待している」とコメント。一方でモンチ氏は「とても興味深いプロジェクトだ。この歴史的なチームのファン、スタッフ、選手たちに喜びを与えられたらと思う」と、新たなクラブでの挑戦に野心を燃やした。
1991年から1999年までGKとしてセビージャに在籍したモンチ氏は、現役引退からほどなくして同クラブのスポーツディレクターに就任。類まれな目利きであまり知られていない選手を安値で引き入れ、その選手がしっかりと活躍を見せた後に高値で売るということを幾度も実現し、セビージャにタイトルと財政の安定をもたらしてきた。
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