現地時間9日、ロシア・ワールドカップ予選グループAのスウェーデンvsフランスが行われた。
この試合では1-1で後半アディショナルタイムを迎え、このまま勝ち点1を分け合う形になるかと思われたが、93分にその出来事は起こった。
味方DFからのバックパスを受けたフランス代表GKウーゴ・ロリスは、ペナルティーエリアから飛び出してボールを処理し、グラウンダーのパスでクリア。しかし、そのボールをスウェーデン代表のオラ・トイヴォネンがセンターサークル付近からダイレクトでロングシュートを放ち、ボールは無人のゴールへ。ロリスは必死にボールを追いかけるがセーブできず、自らの失態に顔を抑えるしかなかった。
試合はこのゴールが決勝点となりスウェーデンは2-1で勝利。グループAでは勝ち点13でスウェーデンとフランスが並び、得失点の差でスウェーデンが首位浮上。フランスは首位から陥落する結果となった。
これまでフランス代表のキャプテンとしてチームをけん引してきたロリスの凡ミスによって、敗れる形になったフランス。同グループでは強豪オランダが勝ち点10で3位に、ブルガリアが勝ち点9で4位に付けていることもあり、フランスにとって敵地での敗退は大きな痛手となったことは間違いない。フランスの首位陥落は本戦出場を懸けたグループAの争いに大きな影響を及ぼすこととなりそうだ。
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