2018FIFAワールドカップ ロシアのグループリーグ組み合わせ抽選会が現地時間12月1日、ロシアの首都モスクワで行われた。
6月15日の日本時間0:00にキックオフとなるロシアvサウジアラビアを皮切りに、各グループにおいて、6月28日まで合計48試合が実施される。その後、決勝トーナメントが6月30日から始まり、決勝は7月16日の日本時間0:00からキックオフの予定である。
6大会連続のW杯出場を果たした日本代表はグループH。同組にはポーランド、セネガル、コロンビアが入った。
また、前回王者のドイツはグループFで、メキシコ、スウェーデン、韓国と同組となった。
組み合わせ結果は、以下の通り。
■グループA
ロシア(開催国)
サウジアラビア
エジプト
ウルグアイ
■グループB
ポルトガル
スペイン
モロッコ
イラン
■グループC
フランス
オーストラリア
ペルー
デンマーク
■グループD
アルゼンチン
アイスランド
クロアチア
ナイジェリア
■グループE
ブラジル
スイス
コスタリカ
セルビア
■グループF
ドイツ
メキシコ
スウェーデン
韓国
■グループG
ベルギー
パナマ
チュニジア
イングランド
■グループH
ポーランド
セネガル
コロンビア
日本
死のグループについて(D組・F組)
8つのグループの中でも“死のグループ”と呼ばれているのが、Dグループ(アルゼンチン、アイスランド、クロアチア、ナイジェリア)とFグループ(ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国)だ。Dグループには2018年5月17日時点のFIFAランキングで5位のアルゼンチンと18位のクロアチア、22位のアイスランドがおり、47位のナイジェリアにとっては厳しい展開が予想される。
また、FIFAランキング1位のドイツと15位のメキシコ、23位のスウェーデンの中の61位韓国。非常に厳しい展開が予想されると言えるだろう。もちろん、何が起こるか分からないのがワールドカップ。対戦は各国カードともに1回しか実施されないため、はるかに格下と思っていた相手に負かされることもあり得ないわけではない。ナイジェリアや韓国がどのような試合をするのか、ぜひとも注目してほしい。
日本代表が入るグループHについて
日本が属するHグループ(ポーランド、セネガル、コロンビア、日本)も、決して容易な組み合わせとは言えない。2018年5月17日時点のFIFAランキングでは、ポーランドは10位、コロンビアは16位、セネガルは28位。それらの上位国と戦う日本は60位。日本がこれらの3ヶ国に勝利を収めるのは非常に厳しいと言わざるを得ないのが実情だ。
とはいえ、ワールドカップはホームアウェイ形式ではないため、すべてのカードは1回のみ。日本が最初の対戦でコロンビアに勝つか引き分けるかすると、勢いづいてグループステージ突破も夢ではないだろう。
好カードが目白押しのワールドカップ。すべての試合がテレビでライブ中継されるので、リアルタイムで応援できる。日本の、そして世界のトップレベルの技を1ヶ月間思いっきり楽しもう。
