エールディヴィジのスパルタ・ロッテルダムは25日、新監督にディック・アドフォカートを招へいしたことを発表した。
1947年生まれ、現在70歳の同監督は昨シーズンまでフェネルバフチェの指揮官を務めていたが、勇退することに。指導者としてのキャリアにピリオドを打つ予定でいたものの、今年6月ロシア・ワールドカップの欧州予選で早期敗退の危機が迫っていたオランダ代表監督に急きょ就任する運びとなった。
しかし、アドフォカートはオランダをロシアW杯に導くことができず。予選敗退を余儀なくされ、11月にフリーとなっていた。
スパルタは現在エールディヴィジで18チーム中18位と苦戦中。アドフォカートは今季限りの契約となっているが、果たしてスパルタを1部残留に導けるのか。指導者引退を撤回し、新ポストに就任した70歳の知将にとって、腕の見せ所となりそうだ。


