バルセロナは、ボルシア・ドルトムントMFマルコ・ロイスやパリ・サンジェルマン(PSG)のMFアンヘル・ディ・マリアらを改めて補強候補に含めているのかもしれない。
バルセロナは今夏、MFアルダ・トゥランに退団の可能性が浮上している。MFアンドレス・イニエスタ、FWネイマールの代わりを務める選手として一昨年の夏にアトレティコ・マドリーから加入したトルコ代表MFだが、ここまで期待に見合った活躍を披露できてはいない。
アルダに対しては中国から巨額の移籍金と年俸が提示されたオファーが届いているとされる。そのため、バルセロナはこの夏にアルダを売却することとも考慮に入れているようだ。アルダを放出した場合、バルセロナはその後釜を確保しなければならない。クラブは4-3-3のインテリオール(中盤の前目のポジション)とウィングでプレーできる選手を探しているとみられている。
ただバルセロナは同ポジションの補強に、トップクラスの選手を加えるという条件を掲げている模様。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ディ・マリア、ロイス、モナコMFベルナルド・シウバ、セビージャMFビトロなどが候補に挙げられているという。
ロイスとディ・マリアに関しては、バルセロナは過去にも獲得を試みたことがある。ジョゼップ・マリア・バルトメウ現会長は2015年の春にロイスと話し合いの場を持っていた。
また同年夏にマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたディ・マリア獲得の可能性を探ったが、以前レアル・マドリーに所属していたアルゼンチン代表MFにはスペインのクラブに移籍する際に最大5000万ユーロ(約61億円)をマドリー側に支払うとの「罰金条項」が存在していたため、実現しなかった経緯がある。
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