レヴァークーゼンは9日、元ドイツ代表FWのハイコ・ヘルリヒ(45)を新監督に迎えたことを発表した。2019年までの契約を交わしている。
今シーズンは12位で終え、不調が続いたレヴァークーゼンは今年3月にロジャー・シュミットを解任し、タイフン・コルクットを監督に招へいしていた。だが、同監督の下でも成績が伸びなかったため、シーズンいっぱいで満了の短期契約を延長しないことを決定。ボルシア・ドルトムントを解任となったトーマス・トゥヘルやその後任を務めることになったピーター・ボスにも興味を抱いていると見られていた。
だが、最終的に指揮を執ることになったのは、現役時代レヴァークーゼンでプロ選手としてのキャリアをスタートしたへルリヒ。ボルシア・メンヒェングラットバッハやドルトムントでもプレーしている。ここ1年半で、地方クラブであるレーゲンスブルクを4部リーグから2部リーグにまで導いたヘルリヒ監督は、新クラブの公式ウェブサイトでレヴァークーゼンを率いることについて「監督としてブンデスリーガ1部に戻るファンタスティックなチャンス。それに私にとってのプロキャリアの原点となった場所だからね」と喜びを語った。
またフェラーSD(スポーツディレクター)は新監督について「彼は魅力的な、アグレッシブでアクティブなサッカー、我々が考えるスタイルに近いサッカーを好んでいる。これからはハイコとともにチーム作りを進め、来季からまた良い位置につけられることを確信している」と期待の言葉を口にした。
